「MFP調布オープンチャレンジカップ・アミーゴクラス」
4月28日 MFP調布
参加者 松本、平田、井上、平瀬(初)、戸田、宮本(俊輔)、鈴木、日置(初)、津波、仲里(初)、森山
9時集合ということで、8時半ごろ京王線飛田給駅に着く。調布駅で会った平田さんとともに会場に向かう。会場の「ミズノフットサルプラザ(MFP)調布」は東京スタジアムのすぐ脇にある。同スタジアムの威容を目の当たりにするのは初めてだが、W杯の会場にもならないここが満員になることはあるのだろうか。「こんなもん造って。金の無駄やな・・・」などとつぶやきながら、会場入りした。 MFP調布はコート3面とやや小ぶりなクラブハウスで構成。ハウスは当然ながらロッカー、シャワー(5つくらいあった)、トイレが完備している。大会の名称は「MFP調布オープンチャレンジカップ・アミーゴクラス」。参加は14チームで、予選は4グループ(3チームと4チームがぞれぞれ2グループ)に分かれる。各グループ上位2チームが決勝トーナメント進出だ。 ミックスと通常のチーム(ここではアミーゴと呼ぶ)が混合で参加するという変わった大会。各チームは「ミックス」と「アミーゴ」のどちらで出るか事前に登録しなければならない。蹴鞠はミックス登録だった。ミックスチームは男性4人に女性2人という6人で試合に出られ、うまい女性がいるなら絶対的に有利だ。女性は1ゴール2点とカウントされる。 男性は女性からボールを奪う時、女性の体に触れてはいけないというおかしなルールもあった。触れた場合はコートの場所に関わらず、女性にPKが与えられる。しかし私の見る限り、このルールが適用された場面は一度もなかった。もし適用していたら雰囲気がしらけてしまっただろう。大体、サッカーで体が触れたら反則ということ自体がナンセンスだ。 集合時間の9時に前後して、蹴鞠も続々と人が集まり始めた。平瀬さん、津波さんの友人の仲里さん、日置さんなど新顔も。日置さんは千葉市在住で家を出たのは6時半とか。この春に大学生になったばかりの19歳。サッカー経験はないとのことだが、若いだけに動きが機敏だ。 蹴鞠が入ったCグループは4チーム。全チームがミックスだ(ミックス登録はこの4チームだけらしい)。相手チームはすべて女性を2人以上そろえている。つまり試合には6人で出てくる。一方、蹴鞠は女傑・平田だけ。常に1人少ない5人での戦いを強いられることになった。試合時間は7分ハーフ(計14分)。キーパーは前半を私、後半を戸田っちがやることに決めた。 予選初戦の相手、「つばき2001」はトップに入った女性2人の動きがいい。ゴール前で細かいパスでつないでくるし、シュートまできちんと持ってくる。女性2人に男性1人が絡む形で攻め上がってきた(それでも守備には2人残せる)。逆に平田さんには常に1−2人のマークが付き、パスを通すことも難しい。8割方攻められ続け、0−5で敗れた。なすすべもない完敗に「やっぱり1人少ないと勝てないよ・・・」とチームには早くも諦めムードが漂い始めた。 しかし初戦は相手の女性が上手過ぎたようだ。2戦目の「アポクリンズ」との試合は、ミックス大会らしい展開となった。相手の女性はガッツはあるが、キックが空振りするなど茶目っ気あるプレー振りを披露してくれた。こうしたチームを相手にすると平田さんは俄然、力を発揮する。弾丸シュートをぶち込み、3−1で快勝した。井上さんのミドルも鮮やかだった。 3戦目の「調布Yoppi」はさらに力が落ちた。女性選手はほとんど居るだけという感じだった。ここでも試合開始早々、平田さんの容赦ないキャノンシュートが炸裂する。オーウェンの雄叫びが調布の町にこだました。井上さんの追加点もあり、3−1で勝利。結局、予選は2勝1敗の2位で通過した。 決勝トーナメントには8チームが進出。蹴鞠の対戦相手はDグループ1位の「FC東京マツシマ」。グレーのユニに身を固めている。5人同士で試合ができるのは今日初めてだ。それほど力の差は感じなかったが、フットサル経験では相手の方が上だった。上手い試合運びにやられ、0−3で敗れた。ただ決して勝てない相手ではなかったと思う。 色々と不利な条件があった中で、蹴鞠としてはよくやった。新メンバーの皆さんも練習を通してフットサルに慣れれば、今後はさらにいい動きを見せてくれるだろう。息も合ってくるだろうしね。 ちなみに大会は初戦で当たった「つばき2001」が優勝した。6人同士なら勝てたかもなー。
つばき2001(松本1 戸田4) アポクリンズ(松本0、戸田1) 調布Yoppi(松本0、戸田1) FC東京マツシマ(松本3、戸田は不参加) ![]() ![]() |