ミックス大会 1月7日
東京ベイフットサルにて
参加者 ゼミ長、塩野、平田、田中、新村、溝口、松永、井上、松本、村野
サポーター 北村さん
2001年シーズンの幕開けとなる大会である。京急・穴守稲荷駅についた私は、その足で穴守稲荷神社へ向かった。「昨年の競輪グランプリはありがとうございました。今日は初ゴールが上げられますように、まず1勝できますように」。しっかり祈願して、コートに向かう。
集まりの悪さを懸念していたが、10人も集まった。いけそうだ。なんと、気管支炎で療養中だった、守護神、松本さんまでかけつけてくれた。だが、寒い。
初戦は前半から慎重な戦いで0−0で折り返す。後半に1点決められ、惜しくも逃す。後半に相手のハンドと思われたプレーを主審が見逃した。この瞬間、蹴鞠FCの動きが止まった。動きを止めなかった相手チームに攻め込まれ、キーパーと1対1に。速攻であっさり決められてしまった。惜しくも1−0で敗れる。
2戦目はこのブロックで最も手ごわいと思われる相手と対戦だ。まともにいっては勝ち目はない。守備重視の姿勢で臨み、前半はその作戦がうまく機能した。ゼミ長のディフェンスも効果的だ。さらに心理戦も挑んだ。そう、ヤジだ。ただ、野次りすぎた私は相手チームの女性から「むかつくー」と言われてしまった。なんと言われても私は気にしない。それでも後半は相手チームとの自力の差が出て、4−0で敗北。もう後がなくなった。
3戦目。先制されたのに続き、相手の女性プレーヤーに決められ、4−0に。ここで平田さんが1点返し、4−3。後半に望みをつなぐ。井上−平田のホットラインがつながった。交代して入った平田さんが決めて6−5と逆転。さらに終了間際に決めて9−5。鮮やかな逆転劇をみせる。ようやくチーム内にも活気が出てきた。
最終戦となった4試合目も熱い試合となった。前半を0−0で折り返し、後半へ。自陣ペナルティエリア内でもつれ、主審の長い笛。PKの判定だ。ミス・ジャッジと思われるが、判定は判定だ。このPKを決められ、1−0に。試合はこのまま終わった。
試合後、穴守稲荷近くの焼肉屋で新年会を開いた。松本さんの食欲は旺盛だった。帰りの電車の中で、私は「さて、次は歌のレッスンですか?」と声をかけた。だが、みんなは疲れていた。私の言葉は電車のアナウンスの声にあっさりかき消され、提案は流された。
空には雪が舞っていた。
by Takanao Murano
予選リーグ
第1試合 0−1
第2試合 0−4
第3試合 9−5(得点者 平田9)
第4試合 0−1
点差が示すように、いずれも勝てない相手ではなかった。勝利と敗北を分けた差は何か。その答えはすぐにでも見つかりそうだが、なかなか見つからない。今年のテーマとなりそうだ。
この日のMVP 平田さん チーム唯一の得点となった。早くも得点王レースで独走の気配。
3試合目。得点を決めた直後の平田さん