クリスマスカップ 12月17日
フットサルクラブ東京にて
準決勝、白熱のPK戦に
新村さん、初のイエローカード
参加者 ゼミ長、新村、松本、溝口、新井、森山、米谷、米谷さんの助っ人衆(井上、松永、戸田)、原田、原田さんのご友人、平田、村野
サポーター 塩野さん、米谷さんの助っ人衆のお連れさん、はっしー
試合開始、1時間前だというのにすでにゼミ長と新村さんは到着していた。
エースストライカー、大野さんの不在をなんとかカバーしなくては。幸い、米谷さんが助っ人衆を連れてきてくれた。心強い。
第1試合。練習のときにナイスシュートを連発していた平田さんをトップに起用、守備に意識を置いた戦い方で前半を0−0で折り返す。後半から助っ人衆を交えた攻撃的布陣で臨んだ。
残り時間はもう少ない。「このまま終わりか」と思ったとき、眠れるストライカー、原田さんの起死回生の同点シュートが飛び出した。ゲーム再開後、すぐに試合終了。まさに土壇場で勝ち点1を手にした。
続く第2試合は開始時に相手メンバーが4人しかいなかった。心に油断があったせいか、もたついた試合展開になる。そうこうしているうちに前半にミドルシュートを決められてしまう。後半からドリームチームを投入し、井上さんが同点シュート。さらに原田さんが2点目を決め、試合を優位に進める。だが、敵もさるもの、執念のシュートを決められ、2−2で引き分けてしまう。
2試合を終え、勝ち点2。Bグループのほか2チーム同士の試合も1−1で引き分けた。この結果、最終戦の結果で予選通過が決まることになる。
第3試合。相手もここに勝てば予選通過となるだけに、全力で立ち向かってきた。熱い試合となった。前半からドリームチームを投入、先行逃げ切りを狙い、前半からドリームチームを投入した。狙いどおり、2−0と楽勝ムードも漂うが、やはりここで油断が出た。すぐに1点返され、後半へ。
前半2−0と願ってもない展開となるが…
後半も相手の必死の攻撃は続く。猛攻に押され、ついに同点に追いつかれてしまう。
ここでも後半から出場した原田さんが救世主となる。ペナルティエリア内で倒され、PKを得る。これを落ち着いて決めて、再び勝ち越し。
接触プレーは激しくなるばかり。そんななか、新村さんがプッシングで蹴鞠FCメンバーとして初めてのイエローカードをもらう。相手も懸命に攻めてくるが、追いつかれたら、うちも決勝トーナメント進出がなくなる。残り3分になってからの時間が長く感じられた。何とか、逃げ切った。
1勝2分け、勝ち点5でAグループ1位となり、予選を突破した。いよいよ準決勝進出だ。
相手チームはさすがにボール回しが速い。レベルの高い試合となった。再度、予選第3戦のスタート時と同じ布陣で臨む。序盤から非常にいいリズムで戦っていただけに「さすがにここには出れないな」と思い、応援とカメラマンに徹することにした。
そんな時、タオルを拾おうとしたら左肩に激痛が走った。やってしまった。冷えていた肩を脱臼してしまったのだ。昔から冬になると、こうだ。声も出せなかったが、ようやく「原田君、悪い。肩入れて」。引っ張ってもらってうまく入った。ありがとう。
私の顔は蒼白になっていたが、コート上の試合は白熱していた。
両チームとも一歩も譲らず、0−0で後半へ。私の肩を治してくれた原田さんも交代出場して入ってすぐに、相手選手ともつれて転倒。この時に手を捻挫して負傷退場してしまう。
それでも、層の厚さを見せつけるように次々と選手を入れ替えてなんとか持ちこたえた。相手チームのシュートミスにも助けられたが、キーパー、松本さんの好守も光った。
結局、前後半を終え、0−0。勝負の行方はPK戦に持ち込まれた。
キッカーは井上、米谷、田中の順。後攻になった。
手に汗握るPK戦だった(相手チームの第1キッカー)
やるほうも大変だろうが、見ているほうもいたたまれない。シドニー五輪、アメリカ戦の時より緊張した。惜しいところで決勝進出は逃したが、みんな満足そうだった。
蹴鞠FC悲願のタイトル獲得は来年へ持ち越された。
みなさん、お疲れさまでした。
試合結果
予選リーグB
対 Vira−cchi 1−1(得点者 原田)
対 ルーズP・FC 2−2(井上、原田)
対 ハシェンダ 3−2(田中、井上、原田PK)
準決勝
対 Walkers 0−0(PK1−2でWalkersが決勝進出)
この日のMVP 原田さん。眠れるストライカー、ようやく開眼!?予選初戦の起死回生の同点ゴールをはじめ、チーム最多の3得点を挙げる。